ぺんてるの人 05

ユーザーのためのデザインを追求。

ユーザーのためのデザインを追求。

デザイン系 商品開発本部 デザイン室 プロダクトデザイングループ/2014年入社

出身学部学科

工学部 デザイン学科
人間工学の研究室に入り、「筆記自体が記憶に関連している」という仮説のもと、筆記と記憶の関係性を実験・検証しました。

これまでのキャリア

プロダクトデザイナーとして、キャリアを歩み始める。

商品の形状やカラーリング、表面に印刷するロゴや貼り付けるシールなど、商品本体に関わるデザインを手がける“プロダクトデザイングループ”に所属しています。プロジェクトによって、これらデザインの一部を担当することもあれば、すべてを任されることもあります。
各商品の企画担当者からプロダクトデザインの依頼を受けたら、商品のコンセプトを共有・理解した上でデザインを練っていきます。企画担当者と何度もやりとりしながらデザインをブラッシュアップしていき、社内で承認されたら協力会社にデザインデータを渡して、試作品を製作します。上がってきた試作品の色味やデザインをチェックし、必要があれば調整を加えていきます。
ユーザーが実際に商品を使っている姿をイメージすることはとても大切で、私は、「ターゲットとするユーザーがどのような場面でこの商品を使用するか」「使用する際に何を期待するか」を意識しながらデザインを考えるようにしています。たとえばフィンガーペイント用絵の具「ゆびえのぐ」のラベルデザインを担当した時は、幼稚園に販促物用の撮影に協力いただき、子どもたちが実際にそれを使って遊んでいる姿を見学。おかげで園児たちが生き生きと造形活動している姿と、商品のデザインがうまくマッチしていることが実際に確認できました。

オトナがもつなら、この1本

これまで担当してきた商品の中でも、特に思い出深いのが「アイプラス ペペルルCollection」です。アイプラスはインキの色・ボール径・油性か水性かをユーザーの好みでカスタマイズできる多色ボールペンですが、この企画の一環で、当社の公式キャラクターである「ペペ&ルル」を用いたイラストコンテストを実施し、優秀賞を受賞した作品を限定柄として商品化することになったのです。私はデザイン担当として、イラストを軸の部分にレイアウトすることになりました。「クリエイターがどのような思いを込めてイラストを描いてくれたのだろう」と考えながら軸に配置していくのはとても楽しいのですが、平面で見た時とペン軸に沿って円筒型に配置した時では見え方が異なる上、クリップなどで隠れてしまう部分もあるので、試作品の段階でも配置の調整を行うなど、慎重に検討していきました。色の再現も難しく、イメージ通りの色が出るまで印刷に立ち会って調整を行いました。その後商品がリリースされ、実際に店頭に並んでいるのを見た時に「これを私が担当したんだ!」とようやく実感がこみ上げてきました。
商品はユーザーに使っていただいてこそ意味があるもの。デザインもかっこよさや美しさだけを重視するのではなく、「ユーザーのためのデザイン」であることを意識することが大切だと思うんです。これからもユーザーにとって良いデザインを追求していき、機能とデザインが融合した製品を世に送り出していきたいですね。

私のお気に入り製品

私のお気に入り製品

「ケリー」

ケリー

機能性に優れたシャープペンシル
ケリーはキャップ式のシャープペンシルで、筆記時にはキャップを軸にはめて使うのですが、この状態でキャップの上からノックすることが可能で、しかもこの状態の時は付属の消しゴムも使用しやすくなります。通常は隠れている機能が使用時にだけ発揮されるという仕様で、新人研修で初めてケリーを知った時は、「すごい製品があるんだな」とびっくりしたくらい。以来、ケリーは愛用の1本となりました。
大切に残したいメッセージに
ケリーの魅力は機能性の高さだけではありません。キャップ部分が長く、輸入文具のようなプロポーションをしていて、見た目の美しさも気に入っています。そもそも、キャップ式のシャープペンシルは珍しいですし、個性的な形状に惹かれる方も多いのではないでしょうか。他の人とはひと味違った文具を持ちたいと思うオトナのお客さまにこそ使っていただきたいですね。